RunDxfNETはAutoCADをコントロールして、データ変換("dwg"←→"dxf")を連続で行うソフトです。AutoCAD単体ではデータ変換を一枚ずつ行う必要が有りますが、RunDxfNETを使用すれば、[Drag& Drop + ボタン一押し]で、複数の図面を一度に変換する事が出来ます。
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(ホームページでのサポートを充実させたいと思っています。)
AutoCAD R版2007〜2009 及び LT2007〜2009で動作します。
AutoCAD(LT) 2006以前のバージョンでは動作しません。
AutoCADで開けない図面をこのソフトで変換しようとした場合、動作が不安定になったり、変換できていないのに変換が終了したとメッセージを出すことがあります。AutoCADで開くことのできないデータを選択しないように、ご注意下さい。
- 通常のWindowsのソフトと同じです。入手したRunDxfNET.msiをダブルクリックしてください。
インストールが始まります。
- Windowsの「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」にて、「RunDxfNet」を選択して削除ボタンをクリックしてください。
このソフトを使用するには、まず、最初にAutoCADのファイルを指定する必要があります。
[AutoCAD指定]ボタンをクリックして、AutoCADの実行ファイル(ac.exe,aclt.exe)を指定してください。
本ソフト起動後、変換を行いたいdwgまたはdxfファイルを、エクスプローラからマウスを使用しDrag& Dropして下さい。ただし、dwgファイルとdxfファイルを同時に選択することはできません。
フォルダごとのデータ選択も可能です。dwg、dxfデータが混在するフォルダを選択した場合は、どちらを選択するか確認のダイアログボックスが開くので、dwgまたは、dxfのどちらかを指定して下さい。
プログラム上にある[子フォルダも選択]にチェックを入れれば、フォルダ選択時に、そのフォルダ内の子フォルダにあるデータもすべて選択されます。チェックを外しておけば、子フォルダのデータは選択しません。
ファイル選択後、[Dxfで保存]または[Dwgで保存]をクリックすればAutoCADが起動し変換が始まります。変換後のバージョンはDwgおよびDxfのラジオボタンで選択できます。
[上書き保存] [新データのみ] 保存するディレクトリに変換後の図面名称と同じファイルが有る場合 OFF OFF 変換しません。 ON OFF 無条件にすべて変換します。 ON ON 変換元のデータが変換先のデータより新しい場合に変換します。
注意)[同じフォルダに保存]と[上書き]をONにし、[新データのみ]をOFFにした場合、元データと同じフォーマットで変換すると、オリジナルのデータが書き変わってしまいます。
選択したファイルは、[クリアボタン]を押すとすべて選択解除されます。また、マウス右クリックで一つずつのファイルの選択解除及びが可能です。
[変更後フォルダ]ボタンにて変更後データを作成するフォルダを指定できます。このボタンを有効にするには設定画面の[同じフォルダに保存]のチェックをはずしてください。
【待ち時間】
【AutoCAD起動】
このソフトから、AutoCADを起動するときの待ち時間です。設定時間内にAutoCADの起動を確認できなかった場合は、「AutoCADを起動できません」とエラーメッセージを表示します。初期値では10秒です。環境によっては、まれに時間切れとなる場合もあるようです。そんなときは、この値を大きくしてみて下さい。
【コマンド待ち時間】
RunDxfNETよりAutoCADに送信するコマンド間の待ち時間です。
RunDxfNETとAutoCADの同期のために必要です。
AutoCAD上で、正常にコマンドが走らない場合は、まずこの値を大きくしてみて下さい。初期値は20mmsecです。
このチェック"ON"で変換終了時に、AutoCADをクローズします。通常は"ON"で使用してください。
このチェック"ON"で変換後のデータはすべて元データと同じホルダに作成されます。"OFF"の場合は変換後のフォルダを指定できるようになります。通常はOFFとして、変換後のデータを指定した方がオリジナルのデータを誤って書き換えてしまうリスクは回避できます。
【変換後フォルダ保持】
変換後のデータを元データと違うフォルダに保存し、かつ子フォルダのデータも同時に変換する場合に、変換後フォルダの下に子フォルダを作成するかしないかを、選択できます。
この項目にチェックを入れれば、子フォルダを作成します。チェックを外しておけば、元のフォルダには関係なく、変換後のデータは、すべて、変換後のフォルダに作成されます。
本プログラムはAutoCAD起動時に下記の4つの環境変数を0に設定します。変換終了後にこれらの環境変数に設定する値を入力します。
環境変数 説 明 AutoCADの初期値 FILEDIA ファイルダイアログボックスの表示(1を設定)/非表示(0を設定)を制御します。
非表示(0)の場合は、ファイルオープン時にファイル名を入力する必要があります。1 ISAVEBAK バックアップファイル(.bak)の作成(1を設定)/作成せず(0を設定)を制御します。 1 PROXYNOTICE ファイルOpen時にプロキシイメージの警告ダイアログの表示(1を設定)/表示せず(0を設定)を制御します。 1 DYNMODE ダイナミック入力のON/OFFの切替です。 3
AutoCADを動かすマクロです。ほとんどの場合、初期の状態のままで良いと思います。このマクロを設定すれば、変換と同時に、「パージ」や「分解」の処理を行うことが出来ます。
【AutoCADが起動しない】
DWGで保存 DXFで保存 fileopen
#FILE
zoom
e
saveas
#VER
#SAVEFILE
fileopen
#FILE
dxfout
#SAVEFILE
v
#VER
#ENTER
#FILE: ファイル名.
#ENTER: ENTERキー
#ESC: ESCキー
#SAVEFILE: 変換後のファイル名を出力
#TMPNAME : 仮保存用のファイル名を出力
#VER:変換後のバージョンを出力
マクロを工夫すれば、デフォルトと違う順序でAutoCADをコントロールできると思います。興味のある方は試してみてください。
このソフトはシェアウエアです。試用期間を超えてご使用の場合はからならずユーザ登録を行って下さい。
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